どーも、理学療法士のKOUです。
皆さんの職場は単位数のノルマはありますか?
リハビリテーション職で働いている方々に対してはショッキングな事件がありました。
単位数を誤魔化して不正請求している事件が2件起ってしまいました。
―――このような方におすすめの記事―――
- リハビリテーション職の不正請求事件の内容が知りたい方。
- 自分の職場ももしかしたら同じことをしているか知りたい方。
- リハビリテーション職の効率化していいこととしてはいけないことが知りたい方。などなど、、、
リハビリテーション職全員で取り組んでいかなければならない内容だと思います。ぜひ、最後まで事件の内容も含めてご覧ください‼
理学療法士の事件
概要
京都府の大きな病院で、急性期~回復期まで実施している病院にて事件は起こりました。
リハビリテーション課の理学療法士(50歳代)が2021年の1月末~2月中旬に掛けて複数の患者様に対して所定の時間より10~20分短いリハビリテーションを計50回行っていたようです。
職員は体調不良を理由に休憩を取ることが多かったようです。
リハビリ業務を怠ったとして50代の理学療法士を3ヵ月の減給処分にしたと発表しました。
その上司(50歳代男性)に関しても、監督不備で“戒告”とされています(-_-;)
どうやって分かったか?
今回の事件が発覚したのは“内部告発”によるものです。
当たり前に働いている職員からすると納得いかないのも分かります。
不正請求が当たり前になっている現状を変えたいと思ったのでしょう‼
―――詳しい内容は下記をご覧ください―――
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患者のリハビリ怠り、理学療法士を減給処分 所定より短く約50回「不調で休憩取り、開始遅れた」
次に言語聴覚士の事件についてお話しさせていただきます。
言語聴覚士の事件
概要
京都府の病院にて勤務している言語聴覚士の男性(51歳)がリハビリの時間を偽ってカルテに記載していました。
その診療報酬は70万円にもなっています。
病院側は職員を停職4ヵ月の懲戒処分としています。
当該職員は2019年8月から1年8カ月の間に276人の311件ンリハビリに関して20分未満しかリハビリテーションの施術を行っていないにも関わらずに、20分以上と偽って記載していました。
どうやって見つかったか?
こちらも、“内部告発”により事件が明るみにでました。
上司が聞き取り調査を行った際は認めなかったが、防犯カメラに映った入退室時間とカルテの記載時間が合わなかったで“虚偽”と分かりました。
最終的には職員は書面にて説明し、辞表を提出しています、、、
理学療法士の事件より件数が多いということもあるでしょうが、“停職4ヵ月”は理学療法士の事件より重い結果となりました。
―――詳しい内容は下記をご覧ください―――
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リハビリの施術時間ごまかし、診療報酬を不正受給 言語聴覚士の男性職員
処分の種類
“減給”“戒告”“停職”など、どんな罪になるのか分からない方が多いのではないでしょうか?
私もあまり詳しくなかったため、調べた結果を載せておきます。
- 免職(めんしょく):職員の意見がどのようなものであっても、職を辞めさせる処分のこと。
- 降任(こうにん):現時点の職務における等級や階級を1つ、もしくは2つ程度下位にする処分のこと。
- 停職(ていしょく):職員としての身分は保たれているが、一定期間職務に従事させない処分のこと。
- 減給(げんきゅう):一定の期間の給与を、一定の割合で減額して支給する処分のこと。
- 戒告(かいこく):職員の非違行為の責任を確認して、その将来を戒める処分のこと。
つまり、最も重いのは“免職”、最も軽いのは“戒告”ということになります。
今回の結果は“国家公務員法”にて定められていることにより今回の事件は、、、
- 理学療法士の当事者:下から2番目の減給。
- 理学療法士の上司:下から1番目の戒告。
- 言語聴覚士の当事者:下から3番目の停職。
ということになります。
両方の病院とも公立の病院であったため、大きく取り上げられたと思いますが、民間の病院でももちろんあり得る事例だと思いました。
私は時間の効率化に関して当ブログにてやり方などをお伝えしていましたが、“リハビリ内容の効率化は可能”ですが、“リハビリ提供時間の効率化は不可”で不正請求になります。
時間の効率化について
リハビリテーション職の方々は毎日単位数というノルマを課せられている方々が多いと思います。
1単位=20分という“時間”で私たちは給料を貰っていると認識することが重要です。
特に公立病院に関しては税金で賄っているため、こういう問題は大きく取り上げられることもあります。
つまり、、、
時間の効率化は“隙間時間”に行い、リハビリテーション提供時間はきっちり決められた時間行うことが重要になります。
両方の事件は内部告発によって分かりましたが、現在の病院は監視カメラ映像や患者様の告発もある環境です。
いつかは悪いことは絶対にばれます(-_-;)
自分の仕事に誇りをもってしっかりとリハビリテーション時間の提供を行っていきましょう。
そして、、、
隙間時間の使い方を一緒に勉強していきましょう♪
まとめ
私たちの仕事は人間×人間の職業です。
皆さんが患者様の立場になってリハビリテーションの時間が実際に行っている時間より短かったらお金を払いたくなくなりませんか?
リハビリテーションの量による研究も行われているくらい時間というのは大切な役割があります。
しかも、提供時間によりリハビリテーションの効果も高まるという結果もあります。
例えば、不動産会社に就職している人はマンションを売った額をノルマとしているのと同様にリハビリテーション職は単位数というノルマが生じるのは当たり前のことだと思っています。
病院により違いがあると思いますが、単位数という時間のノルマを達成していないのに不当請求するようなセラピストはリハビリテーションのイメージを下げてしまう存在で将来の診療報酬減少に繋がらないことを切に願います。
皆さんの職場に関して、、、
『自分の職場は大丈夫か?』
『自分はしっかりと時間管理が行えているか?』
しっかりとリハビリテーション職の未来のために自分の周りにおける環境から全員が取り組んでいく問題だと思っています。
お互いに自己研鑽を怠らずにいたいですね。それでは、また会いましょう♪
医療従事者が効率的に生きていけますように‼
バイバイ(@^^)/~~~
もし、単位数が多すぎて不正請求している可能性があると思った方は自分の身を守るためにも“転職”を視野にいれて行動しましょう♪転職サイトを有効活用して次の職場を探す方法も手段としてあります。
転職活動を行うだけはリスク0で行えます‼
いくつか紹介させていただきますので、ぜひ活用してみて下さい。
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