どーも、KOUです。
皆さんは成長とはどのような基準で考えていますか?
医療業界に限らずに『この1年間でめちゃくちゃ成長したな』と思う人たちがいらっしゃると思います。
私も回復期病院にて5年リハビリ職にて従事した後に慢性期の病院にて1年半勤務後に管理職になりました。
管理職になり現場を任されると自分自身や他人も含めて“前と全然違うな”と頼もしくなった部下たちをみることがあります。
よくみていくとこのような成長する部下たちにはある成長する条件がありました。
私が思う医療従事者が成長する条件とは、、、
- 素直である。
- 学び続けている。
- 走り続けている。
- 自己評価をしっかりと行っている。
- タダでは転ばない。
- 変えられないことにこだわらない。
- 他責思考にて考えない。
と考えています。
その理由を下に述べていきたいと思います。
素直である
リハビリテーション職も医師と同様に各専門分野が得意なセラピストもたくさんいます。
私は、脳卒中の分野が得意なセラピストですがその他の疾患のリハビリももちろん行います。
その際に、分からないことやどのようにリハビリを進めればいいか悩むことがあります。
周りにいるセラピストにはそれぞれ得意分野がありますので、その専門分野が得意な人にすぐに聞くようにしています。
WEBにて検索する方法もありますが、患者様は1人1人違いますのでWEBだけでは対応することが困難となります。
申し送りなどで入ってもらったセラピストの意見が現場では必要になります。
そのため、私は上司・部下関係なく分からないことがあったら“素直に聞く”ことを大切にしています。
一番いけないことは“賢いフリをする”ことです。
上辺だけの知識で固めてもいいことはありません。まずは、得意な人の意見(先輩・後輩関係なく)を素直に聞くことが大切です。
変なプライドを持っていても患者様やお客様のためには1ミリもなりません(-_-;)
また、この際には“他人の時間を使っている”ということをしっかりと認識することが必要です。
仕事以外のプライベートに関しては必要ないかもしれませんが、仕事時間に関しては相手の時間を大切に意図のある質問を行えるように準備してから質問を行いましょう♪
学び続けている
皆さんは学び続けていますか?
現在は様々なセミナーや勉強会が実施されています。
ここで大切に思ってほしいのは“勉強会に参加したから偉い”みたいな考え方を持ってしまう危険性があります。
ただ、自分の引き出しを増やすために必要なものだと私は考えています。
勉強会に関しては、自分に必要なものを選択することが大切で、時間を使うだけの勉強会や研修会への参加は全く持って意味がありません。
それよりは、読書や資格取得のための勉強を行いながらインプットを行っていきましょう。
医療従事者はそれぞれ協会に入会されている方も多くいらっしゃると思います。
ただ協会費を払っているだけになっている方が何人いらっしゃるでしょうか?
よく『協会費だけ払って全く意味がない』と言われるセラピストの方もいらっしゃいますし、メリットを感じないと思われる方も多くいらっしゃいます。
私が入っている理学療法士協会に関しては勉強会の際に料金を安くしたりと自己研鑽に対してメリットはあります。
無料の勉強会もあるくらいです。
しかし、自己研鑽を全くしていない方にとっては協会に所属しているメリットは感じられないと思います。
協会費を払っているのであれば、協会の活動をしっかりと知って活用していきましょう♪
走り続けている
出典:総務省統計局ホームページ(https://www.stat.go.jp/data/shakai/2016/pdf/gaiyou.pdf)
『学習・自己啓発・訓練』の年齢階級別行動者率(平成23年、28年)
上記の画像は、実際に『学習・自己学習・訓練』について何らかの種類の活動を行った割合を示しています。
10歳以上人口に占める割合は男女別で男性が36.9%、女性が37.4%と女性が男性より0.9ポイント高い結果です。
大体4人に1人は何らかの行動(自己学習など)を1年間のうちに実施しており、40~50代以外は平成23年度より高くなっています。
しかし、この統計調査は“この1年間に行動を行ったか?”という結果に対して発表されているため、継続したかどうかは評価することができません(-_-;)
つまり、コツコツと勉強や自己学習などを継続して実施している割合はさらに低くなると考えます。
コツコツと走り続ける努力が成長には必要になりますので、自己学習や勉強を継続していきましょう♪
自己評価をしっかりと行っている
私は自分で“自分はこんな人間になる”と目標を持って過ごしています。
周りから『そんなことをやっても意味がないよ』や『できることはないよ』など批判的な意見を言われ、受け入れてしまったら、『やっぱり勉強を辞めようかな』など他人の意見にて反映され、諦めてしまいやすく効果は絶大です。
そのため、自己評価をする前に自己研鑽をすることさえできない場合があります。
人によっては、自分の自己研鑽を他の人に言わない方がいい場合もあります。
私は、心が弱い人間のため逆に数人に『この資格を取ります』と宣言します。
ブログなどの副業関係は職場のメンバーには言いませんが、資格取得などに関しては自分から逃げないようにするためにも他のメンバーに言うことは必要なことだと思っています。
自分を肯定して“きっとできる”と声に出してみることできっと自己研鑽ができるようになり、さらに成長できる人材になれると考えています。
タダでは転ばない
メモを取りながら、仕事を行っている方が多くいらっしゃると思います。
メモを取ることで、あとの振り返りをすることができ、より反省しやすくなります。
この“反省”の仕方がとても必要になります。
あとで反省をする場合に、どういった内容であったが思い出す作業を行いやすくなります。
- 反省する内容がある場合に紙や電子媒体にメモをしておく。
- 業務終了後にメモを見ながら反省を行う。
- 次の業務に生かしていく。
- 再度反省していく。
この1~4番をサイクルさせていくことで、反省を経験にすぐ変換できるようになり以前の間違いを再度起こしにくくなります。
結果として、反省しておらず経験に変えれていない人と比べて回り道することが少なく、結果として成長するスピードに差が出てくると思います。
変えられないことに対してこだわらない
仕事に対して“柔軟に対応する”ことが求められます。
社長にならない限りは、上に立った方々のルールに従って会社が成り立っています。
そのルールに合わないから愚痴などが出てしまいます。
ある程度は発言で職場変えれるようになると考えていますが、変えれない部分ももちろんあります。
その際に、『でも、、、』『だって、、、』など言い訳を並べる方が大半ではないかと考えます。
成長する人は変えれない部分はしょうがないから他に変えれる部分はないか?と“次の戦略”をすぐに立て直します。
このように、変えられなかったことに対して“反省は必要”ですが、“落ち込みは不要”です。
過去起ったことに対して反省をせずに過ごすと“経験”ではなく“トラウマ”になる可能性があります。
嫌なことがあってもしっかりと反省を分析することで経験となりその経験が蓄積されることでさらに成長を促せます。
どの職場でも人の土俵にて仕事を行っているので、変えられないところはしょうがない程度の気持ちが必要となります。
他に自分が職場を変えれるかどうかなど、データを示して良くしようとする方に対しては、評価が向上していくと思うので、職場の評価を上げるためにもケンカ腰ではなくデータで示しながら、説明をしてみて下さい。
その経験がさらに成長を促します。
他責思考にて考えない
100%を自責する必要はありませんが、部下や職場仲間がミスをした場合にすぐに他人に責任を全て押し付ける方がいらっしゃいます。
自分の責任だと考えなければ反省するポイントがありません。
自分自身にまったく反省するポイントがないのか?
再度検討してみましょう。
当事者意識を持っていないと反省すること自体できなくなります。
今後、同様の問題が生じた場合に同じミスを繰り返すことになってしまいます。
そのため、自分の反省するポイントを見つけて次に同様の事柄があった場合に対処できるようにしていく必要があります。
その際に、“他責思考より自責思考にて考えていく”ことで他の人の経験も自分自身の経験値に貯めることができるようになります。
ぜひ、自分は関係ないと思っていても、自責の考えを持って反省点を明確にし経験値に上乗せしていきましょう♪
まとめ
- 素直である。
- 学び続けている。
- 走り続けている。
- 自己評価をしっかりと行っている。
- タダでは転ばない。
- 変えられないことにこだわらない。
- 他責思考にて考えない。
しっかりと“反省⇒経験”への転換ができる人や“コツコツと自分を肯定しながら行える人”ほど成長するスピードは速くなっています。
このスピードを1年ずつ積み重ねることができる人が最終的には組織で上に立ったり、フリーランスなどの経営者になれると思います。
ぜひ、私も含めて皆さんも経験値を貯めてよりよい成長に繋げていきましょう♪
自分が効率的に働けるように日ごろから自己分析をしていきましょうね‼
お互いに自己研鑽を怠らずにいたいですね。
それでは、また会いましょう♪
効率的に生きていけますように‼
バイバイ(@^^)/~~~
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