どーも、KOUです。
皆さんの職場は
『効率がよく、居心地はいい職場ですか?』
ほぼほぼ皆さん、、、
『効率が悪い』
『居心地が悪い』
とおっしゃる方が多いと思います。
今回は、
『どうやったらいい職場になるかな?』
『自分の職場をできる限り居心地のいい職場にしたいな?』
といった疑問にお答えできたらいいなと思います。
男女別・年齢階級別にみた働きやすさ
結果は男性が35歳~64歳、女性は45歳~64歳までにおいて働きやすいと感じている人が他の年齢階級に比べて低い傾向にあります。
また、男女ともに65歳以降は働きやすいと感じている人が多いという結果となっています。
もっとも働き盛りの年代が一番働きにくいと感じることが多いとのことで、特にリハビリテーション科に関しては30代が最も働いている職員の数が多いため、働きにくさを感じることがあると思います。
働きにくさを感じる要因として、、、
男性に関して
- 35~54歳:『長時間労働対策 やメンタルヘルス対策』
- 35~64歳:『人事評価に関する 公正性・納得性の向上』
- 45~64歳:『従業員間の不合理な待遇格差の解消(男女間、 正規・非正規間)』
『経営戦略情報、部門・職場での目標の共有化、浸透促進』
女性に関して
- 45~54歳:『いわゆる正社員と限定正社員との間での相互転換の柔軟化』
- 45~64歳:『人事評価に関する 公正性・納得性の向上』
- 55~64歳:『副業・兼業の推進』『仕事の介護との両立支援』
上記の取り組みにおいて、年齢により働きにくさを感じる要因となっています。
35歳からは20歳代のころから徐々に経験年数が増えて昇給により1人1人に差が生じる職業もあることから、待遇の差が特に目立ちます。
また、経験年数が増加すると責任が高まるため、自分のことだけではなく他社のことを意識するようになると考えられます。
効率のいい・居心地がいい職場とは
上記のことを踏まえて、皆さんはそれぞれどのような職場が効率がよく働きやすいと思いますか?
それぞれの主観により、『働きやすさ』や『居心地のよさ』は変わると思います。
ここでは、私が思う病院や施設における働きやすさ・居心地の良さに必要だと考えるものを紹介したいと思います。
- 休暇が取りやすい。
- 能力に見合った報酬体系がある。
- 残業やメンタルヘルスの対策がしっかりしている。
- 仕事の効率化や機器が配置できている。
- 部門・部署間での人間関係が良好。
- 部門・部署間での連携が良好。
- 副業や兼業の選択が可能。
休暇が取りやすい
これは最も重要な要素の1つです。
皆さんは、子どものころに夏休みなど長期休暇になると『学校に行きたいなぁ』と思ったことはありませんか?
私は、仕事をしているからこそ、休暇がよく思えて“最高の休暇がとれる”と考えています。
65歳以上で働かずに年金にて仕事されずに暮らされている方も多くいらっしゃるためこの『最高の休暇』と思える休日を取ることができなくなったため、働かれている方は『働かせてもらっている』という感覚が強いのではないかなと思っています。
私は以前より、休暇を重視するようにお話しさせていただいています。
この休みを多くする取り組みをしている病院もたくさんあります。
通常の休暇以外にもリフレッシュ休暇や誕生日休暇などその病院や施設により様々な取り組みを行っているところもあります。
私の勤めていた病院や施設においては通常の休暇と有給休暇しかありませんでしたが、回復期病院に関しては辞める時までに全ての有<給休暇を取得することができましたし、回復期病院は365日診療はありますが、休日が多いのも特徴です。
現在、勤めている慢性期病院に関しても日曜日は確実に休めて、有給休暇を月に1回は使用させていただきながら休みの確保を行っています。
確保した休みを有効活用して『勉強』や『副業』『家族との時間』などプライベート時間を充実させていきましょう♪
能力に見合った報酬体系がある
これは、病院や施設に勤務されている方にとってはあまりできていない体系であると思います。
一所懸命リハビリテーションや看護・事務・経理などを行ったとしても歩合制みたいな報酬は入ってきません。
リハビリテーションの免許を持って誰がリハビリテーションを行っても同じ料金ですし、看護を一所懸命行っても同じ看護師とどう違いがでるのか分かりづらいのが現状です。
私の以前勤めていた回復期病院もどんなに学会で頑張っても、どんなに勉強を頑張っても、昇給は全員一律でした。
この現状は、はっきり言って現場のやる気がなくなる原因の1つであることは間違いありません。
現場で働く人間に必要なのは給料が上がることが一番のやる気アップに繋がることは言うまでもありません。
そのため、同じ職場で長く勤めることが困難で回復期病院では5年程度で徐々に辞めていく方が多いのも事実です。
面談をするのであれば、しっかり“報酬に差を出すこと”が大切であると考えています‼
この報酬に差を出すことが、医療従事者のやる気アップに繋がってくると思います。
残業やメンタルヘルスの対策がしっかりしている
残業代に関しては、以前残業やメンタルに関してブログにて記載させていただいています。
ぜひ一緒に見てみてください。
↓↓↓↓↓
残業に関しては、私は効率的に仕事を行って、残業はできるだけなくし定時に帰ることを推奨しています。
せめて、『定時+1時間』で帰りましょう♪
毎日上記の時間で帰ることができないのであれば、仕事内容をもう一度確認してみてください。
医療従事者に関しては、メンタルの重要性がとても大きいです。
職場にてストレスチェックはあると思いますが、現場の同期や上司がしっかりとメンタルのケアも同時に行う必要があります。
私も管理職の立場からメンタルの勉強もマネジメントの観点からしていかなければならないと考えています。
ぜひ、『残業時間は少なくしていく』『メンタルは環境的ストレスと身体的ストレスに分けて考えていく』を目標に対策を上司や同期なども含めて実施してみてください。
仕事の効率化や機器が配置できている
これは上記の『身体的ストレス』に関与する部分もあります。
病院や施設において、福祉用具の活用は必須となっています。
医療従事者が『腰が痛くないように』『膝が痛くならないように』できる限り、福祉用具を使用していきましょう。
私の病院も私が就職した際に機械浴に入っていた脳卒中の患者様の入浴動作を評価する機会がありました。
その際に、シャワーチェアーが20年以上前のものを看護師や介護福祉士の方々が使用されていました。
身長が高い患者様でしたのでシャワーチェアーが低くて使用できなかったんですよね(-_-;)
なんで、新しい物品を請求しないんですか?
言ってもどうせ買ってくれないから諦めてる(-_-;)
そこで、入社2ヵ月の私はパワーポイントを使用してリハビリ科長へ相談し看護部長や看護副部長へ発表させていただき、新しいシャワーチェアーを買っていただくことに成功しました。
現在はそのシャワーチェアーを使用し、脳卒中の患者様も一般浴にて入浴することが可能となりました。
つまり厳しいことを言うようですが、、、
『職場で愚痴をいうだけですか?』
私は、自分がこの職場に必要だと考えたら上司にすぐに相談しますし、様々な方法の検討をしてできる限り自分が働きやすい職場の提案をさせていただいています。
提案例として、、、
- ペーパーレスできる資料はあるか?
- 会議などの待ち時間や実施時間は適切か?
- 効率的にした方がいい?悪い?ことはないか?
- 今まで、当たり前に思っていたところに無駄はないか?
- 記録時間や資料作成時間に無駄はないか?
など様々なことに対して組織の無駄を自分で考えてみましょう‼
私は、『働きづらかったら、自分で変えれる部分は変えてみよう』の精神で行動を意識しています。
ほとんどの方は、行動することなく『どうせ言っても変わらない』と自分で思い込んで職場を辞めてしまいます。
どうせ、働きづらくて職場を辞める気持ちがあるのであれば一度自分が考える効率化できるプランを言ってみることを検討してみてください。
言ってみてからでも職場を変えるのは遅くないと思いますよ‼
部門・部署間での人間関係が良好、部門・部署間での連携が良好
上記は、それぞれのコミュニケーション能力にもよると思いますが、私は自分の部門に関しては効率化を目指し、他部門との連携に関しては他の部署の効率化を目指して話し合いを行うように心掛けています。
つまり、他部署にお願いするときは『こちらの都合ばかりを押し付けるのはNG』ということになります。
人間関係に関して、はっきり言って、好きな人や嫌な人はもちろんいますが、私は職場の休憩中のプライベートの話しやバカ話などは好きな人と話し、嫌な人は仕事内容しか話さないようなドライな関係でいいと思っています。
自分の精神面を壊さないように注意しながら、身体的・精神的ストレスが少ないポジションの確率を目指していきましょう♪
副業や兼業の選択が可能
職場の就業規則にも副業に関して禁止がありますが、職場を選択する時点で副業や兼業がOKな職場がありますので、検索してみてください。
私は副業になるくらいまで稼ぐことができるようになったら、職場の上司へ報告することで副業がOKになります。
しかし、大前提で『本業がしっかりとできている方に関してのみ採用される』と考思っています。
本業が出来ていなければ、副業も中途半端になってしまうと考えています。
まずは、本業を頑張って職場の皆さんに自分を認めてもらいましょう♪
まとめ
- 男性が35歳~64歳、女性は45歳~64歳までにおいて働きやすいと感じている人が他の年齢階級に比べて低い傾向。
- 男性に関して35~54歳:『長時間労働対策 やメンタルヘルス対策』、35~64歳:『人事評価に関する 公正性・納得性の向上』、45~64歳:『従業員間の不合理な待遇格差の解消(男女間、 正規・非正規間)』 『経営戦略情報、部門・職場での目標の共有化、浸透促進』に対して不満がみられる。
- 女性に関して45~54歳:『いわゆる正社員と限定正社員との間での相互転換の柔軟化』、45~64歳:『人事評価に関する 公正性・納得性の向上』、55~64歳:『副業・兼業の推進』『仕事の介護との両立支援』に対して不満がみられる。
- 職場で愚痴だけ言わずにできる限り自分が働きやすい職場の提案をしていく。
- プライベートの話しなどは好きな人と話し、嫌な人は仕事内容しか話さない。
- 本業を頑張って職場の皆さんに自分を認めてもらってから副業や兼業を考える。
部署や組織を変えることはとても大変なことです。
しかし、言わないと上司などの管理職は分からない部分もあります。
出来る限り、現場の意見を吸い上げてリーダーシップのある人に動いてもらう、または自分で動くように努力してみましょう♪
その際に、少しでも決定権がある人を味方につけて行動してみてください。
私はリハビリテーション科の科長を味方につけて多職種との連携を行いました。
自分の部署であれば主任やリーダーシップのある方を味方につけて上司に相談してみましょう‼
自分が働きやすい環境で長く健康で働ける職場作りを一緒に実施していきましょう♪
お互いに自己研鑽を怠らずにいたいですね。それでは、また会いましょう♪
医療従事者が効率的に生きていけますように‼
バイバイ(@^^)/~~~
コメント